行き場のない写真ども

スマホでパシャパシャ写真をとっては、誰に共有されるでもなくそっと閉じられ、iCloudかGoogleDriveで今か今かと出番を待つ何百枚、いや何千枚の写真たち。

運が良ければ、LINEで家族や友人知人に出荷されるわけだが、その場で出荷されず一度閉じられた写真が日の目を見る確率は、1%に満たない。(自分調べ)

ちょっとずつ整理しようかと思う。
俺が明日も元気に生きてる保証はないわけだから、死後に変なデータが残っていれば家族に迷惑をかける。厳密には、iCloudもGoogleDriveも支払いが止まれば一定期間後に削除されるが、削除前に家族や知人が覗きに来ないとは限らない。

今後は、こんなガイドラインでやってみようと思う。

①撮ったからには人に共有する
②人に共有したらすぐに削除する
③人に共有しない場合も削除する
④クラウドストレージに撮っておくのは、厳選した写真を 100枚 以内

でも、俺にとっては①が一番難しい。
何気なく撮った1枚の写真を送る相手がいたっけな。

送るか送らないか、AさんにするかBさんにするか、そんなことを考えることなくノータイム送信がゆるされる相手って、意外と難しい。
そういうのって自分にとっては「特別に親密な相手」ってことになるけど、特別に親密な相手の時間を、俺の都合で平然と奪いたくはないジレンマ。

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