たった今、不動産会社を通してライフライン代行業者から、ウォーターサーバの営業電話が来た。「今であれば新規ご入居キャンペーンにて、初期費用および設置費用が無料です。」とのこと。他のご入居者様も90%以上の方が契約されていますとのこと。
そーなの?目からうろこだった。興味をもっていろいろ聞かせていただいた。
・ランニング費用は?
→ 初回24リットルが無料、その後は12リットルで1900円。
・電気代のおよその目安は?
→ 数百円。
・お水の採水地は?
→ 不明。
うーん。丁重にお断りさせていただいた。採水地を教えてもらえない水を12リットルで1900円は高いかな。その90%の人は情けで契約してるのか、金が有り余ってるのか。amazonでは採水地が明記されたお水18L(2L×9本)を 1200円で買える時代なので、まったくメリットが見えなかった。
もっと言うと、正直、水道水に不満がないです。「東京の水道水は飲めたもんじゃない」ってよく聞くけど、ニッコニコで飲める俺はやっぱり貧乏舌なんだろう。
一応ペットボトルのミネラルウォーターを仕入れて、貴族のフリしてそれを飲んでるけども、常備してあることを忘れて水道水をごくごく飲むことも多々。
そう考えると、どうして偉そうに採水地なんか聞いたんだろ。
とはいえね、ここから本当に言いたいこと。
みんな東京の水道水を馬鹿にするけど、そもそも日本の水質基準は世界一厳しい。科学的な成分の検査(主に残留塩素の度合い)と人間による味覚や匂いのチェックは、もちろん毎日やってる。
それに、みんな大好きミネラルウォーターの水質基準 と 公営の末端給水の水質基準 は、後者のほうが厳格、これ重要。
前者は、食品衛生法で定義されているし、後者は水道法で定義されている。根拠法律が違うので一概に比較できないが、水道法のほうが検査項目が多くて内容が厳密なのは事実。
ここまでは法律の話。
加えて、東京都水道局のHPを見ると、
「法律の順守は当然のことながら
・おいしさに関する水質目標
・水安全計画
・TOKYO高度品質プログラム
を運営し、国の基準よりもおいしい水道水作りに力を入れています。」
とのこと。
世界で一番安全と言われる日本の水道のなかでも、東京都水道局の取り組みはさらに卓越してる。え?じゃあ東京都の水道水が世界一じゃん。これ反論できる人いるの?
(いると思います。見逃してください。)
※ちなみにライフライン全般も代行業者さん使わなかったので、付き合いが悪いことには申し訳ない気持ちでいっぱいです。