シンプルしか勝たん

デザインは、シンプルなのが一番良い。飽きる確率を極限まで減らせる。
長く続けて習慣を手に入れようとするときに、飽きと負荷は大敵だ。

特にウェブデザインなんかはエモさを追求したら終わりがない。
商用のホームページや集客目的のLPは、一定期間内にどれだけ集客できるかを競っているのだから、言ってしまえばエモさを追求した者勝ちってことでいいと思うんだが。個人のサイトは、一人マラソン。オラオラしたデザインやエモさの追求から降りてみようと思う。

たまにファッションショーにブリーフ一枚で歩いてくる人がいる。あれと同じ。
ブランド物でガッチガチに固めた勝負から降りて、己の肉体の造形だけで勝負にいく。
すると体や顔をつやつやで綺麗にしようと思うし、健康的で引き締まった体を維持し、歩き方や姿勢も整える。洋服で隠せない分、持ちうる武器はすべて磨ききる必要がある。

インターネット記事やブログも同じだ。オラオラさせようと思えばいくらでもできるが、果たして中身の文章は伴っているだろうか。正しい日本語で書けているだろうか。読む人に価値を与えているだろうか。
自分もライティングの腕に自信があるとは言えないが、そうした訓練の場としても利用していきたい。

また、経験上ブログをモリモリオラオラさせていくと、最後は後悔することが分かっている。それが黒歴史になって、結果そっと埋葬する歴史を繰り返してきた。
だから、流行り廃りの影響を限りなく受けにくい文字情報だけで作っていく。言ってしまえば文字や文章も生き物なので、冒頭で表現した「エモい」といった表現は、厳密にいえば流行り廃りに該当するが、自分の基準で十分に市民権を得ていると思われる流行りの表現は、許すことにした。長続きさせるには、そうした都合の良さも大事だ。

最終的には、いくらか記事を書いたらアドセンス(自動広告)を設置することだけは許してほしい。できればやりたくないが、背に腹は代えられぬ。

今日から俺もブリーフ一枚の戦いだ。適当に装飾品でごまかすことを卒業し、裸一貫で出直すのだ。

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