この手の本で外れはないかな。普通に大人が読んでも教養として面白い。
思うのは、1+1=2であるのは、イチ解釈(10進数という、たまたまその時代の人たちがわかりやすかった定義)であって、そうじゃない場合もあるよってのは、算数教育の導入時に知ったほうがいいと思う。
これは、コンピュータのビット計算のために2進数の知識を仕入れろと言ってるんじゃなくて、「私たちは解釈のうえに生きている、絶対的な真理は1つもないんだよ」という教育って意味で。
そういう抽象的で広い考え方は、心に余裕を生むし、誰かに攻撃的になったり、または攻撃を受けたときに深刻になったり、しなくなるかも。