思考停止のマナー

字下げ。新しい段落の始まりを意味し、可読性を上げる目的で利用する。
しかし、ビジネス文書や提案書、プレゼン資料は図表がメインで、文章はそれらを補うためにちょこっと書くことのほうが多いわけだが、なぜだかそれでも字下げにこだわる勢力がいる。
それが読みやすいと思うのか?
相手のためを思ってするのか、自分のためにしているのか、どっちなんだい。

コーヒーソーサー。砂糖とミルクいらないって言ってるんだから、ティースプーンとソーサーもいらないから。皿の上に乗ったコーヒー運ぶのプルプルして大変なんですけど。

メールでの毎度おなじみ「お世話になっております」。毎回書かなくていいよ。
読む側のことを考えれば最初から本題に入っていい。あるいは本当に毎回毎回感謝の気持ちがあふれでちゃうなら、会った時に伝えればいい。メールではめちゃんこ丁寧なくせに会ったときにモジモジしてるやつ多すぎ。

ホテルのベッドメイク。掛け布団をびっちり挟み込むな。あれは本当に誰のどんな問題を解決してるの?

出口までついてくる店員。気持ち悪いからやめて。その10メートルで会話が始まったら地獄だし、始まらなくてもそれはそれで地獄の数秒間。
俺のためじゃなくて店長のためにやってるんだよね、わかるよ。

エレベーター。二人しかいないんだから、先にさっと出てくれぇぇぇ。

いらっしゃいませ。これはもう一生言わなくていい。

水。席に案内されたと同時に強制的に与えられる、冷え冷えの水。
こんな寒い日に、手を付けませんて。最終的に結露してテーブルがびちょびちょになって、やむなくナプキンを敷く羽目に。そんでもって「SDGs!SDGs!」と叫ぶ私たち国民。

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