いつかやろうやろうと思ってた、白スニーカー勤務を達成
特に誰からの指摘もないため、違和感なく軌道に乗ったと思われる。
社規社則は革靴との文面があるのだが、それを決めている総務部門の社員が、「黒いスニーカー」を履いている。この人だけではなく、黒いスニーカーを履いてる人は1割くらいいる。
これが示すことは「素材は関係ない」ということ。
考えてみれば、素材が指定されるってのは変な話だ。革でなくてもフォーマルに使える靴はあるし、逆に革であってもカジュアルブーツみたいなのはTPOとしておかしいわけで。
つまり、素材の面では規則が形骸化していると言っていい。
次に、色を考えてみる。もちろん規則で色は言及していない。強いて言えばドレスコードには「極端に派手なもの」を禁ずる文言はある。ここで「白」が極端に派手に該当するかどうかを考察する。派手の辞書の定義は「姿・形・色彩などが華やかで人目をひくこと」とある。
どうネガティブに考えても、真っ白を「色彩が華やか」であると評することはできまい。
ということは、条件はそろったと言える。白いスニーカーでもいいはずだ。
自分的には、黒いスニーカーってのは旧態から抜け出していませんよという後ろめたさを感じる。遠目に見ると革靴となんら変わりなく、誤魔化そうとする、偽りの気持ちが見え隠れする。
どうせやるなら「私はスニーカーを履いてます。革靴カルチャーから抜け出しました。」を体現していきたいし、そうだとするなら真っ白で真っ向勝負なのである。