なめられてるくらいがちょうどいい

他人から下に見られるなんてむしろ気楽でいいじゃない。

なめられてることに腹が立つってのは、「本当は自分のほうが優れているハズ」と思うからだよね。だけどそれを事実として確定することが、できないかもしれないんだよね。

たとえば「野手がマウンドに立つと怒り心頭のバッター」ね。「俺は4番だぞ?なめてんのか?」的な。だけど、本当に自分のほうが圧倒的に優れているなら、涼しい顔して結果で見返すほうがかっこいいのに。

あるいは部下の言動範囲が上司のそれに浸食してきた場合とかね。「俺の預かり知らぬところで○○しやがって」的なね。これにしたって、どこまでも圧倒的に自分のほうが優れていると確信しているなら、そんな部下かわいいと思えるじゃない。

本当は、結果が出せないかもしれない自分におびえてるに違いない。もしそうだとしたら、相手に腹を立てるのではなく自分を顧みるのがいいのかもしれない。自分が一番下っ端だったときのハングリーな時代はなめられるのがデフォルトだったから、能力や自信を身につけることに集中できたはず。

少しなめられてるくらいがちょうどいい。

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