ストレステストに対する根本的な間違い

※ここでのストレステストの定義:
 情報システムに対して同時に複数のアクセスをして、実用に耐えうるかを確認すること。


基本的に、本番用のサーバ、ネットワーク、利用者の操作でやらないと意味がない。

当然それらを模擬したステージング環境があれば、そこでやる意味はあるが、社内の適当に見つけてきたサーバで、ローカルギガビット爆速環境に適当に数台パソコンをぶら下げて、いる人だけ集めてやってみよう!では、意味がない。
また、「システムが落ちなければ合格だ!」という基準も違う。

プログラム品質の検査と違って、ゼロイチじゃない。
「平時のアクセスは問題ない、平時の2倍だと体感できる遅れがある、5倍だと著しい遅れがある」こういうのを把握して、合格なのか、それとも対策するのか、こちらの支援でユーザが判断するもの。

意味がないと伝えてもやれと言われればやるのが従業員なので、間違ってると思いつつも最後は全力で作業することは、正しい。

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