裏表がない人という表現は、適切じゃないと思う。
人間の人格に、裏も表もなくて、全部ひっくるめてその人ってことにしてほしい。
そろそろそういう一歩引いた冷めた解釈に変えていってほしい。
俺の場合、ときに社交的に振舞うし、ときに内向的で、ときに情熱的。そして堕落的。
どれも嘘じゃないし、どれか一つでもない。
合わないなと思う人に対して面倒くさそうな態度をとるし、好意的な人に対しては嫌われないようにふるまう。
これが、オモテだとかウラだとか言われたらたまったもんじゃない。
そういうもんだから、俺のすべてを受け入れることができる人は、この世界にいないと確信しているし、逆に自分自身も、すべてを受け入れられる他人はいないと思う。(息子と娘を除いては)
誰もが無意識に自分の都合を最優先して生きてるんだから、それは当たり前じゃんね。
その一つ一つに対して性格の裏表とか敵味方とか言ってたらキリがない。
ただ1つ言えることがあるとすれば、人はみな自分一人だってこと。