損な人の特徴(俺の偏見)

組織には、人一倍頑張って泥臭い仕事を誰よりもやってるのに周りから評価されず、どちらかといえば叱られるばかりの役回りの人がいる。これを「損な人」と定義する。
冷静に見るとこの人がいなければ業務が回らないってくらいにマストポジションなのに、なぜか評価されない。

何人かそういう人を見てきたが、次ような特徴がある。

1.徹底的に手順に従う。
基本的に良いことではあるが、自ら進んで改善したり疑問を抱いたりしないので、課題解決型の人から見ると、思考停止のロボットに見える。本当は思うところがあるのかもしれないが、そうやって自分の頭で考えていたのは遠い昔、新人の頃であって、今となってはただ思考停止で動き回るだけ。

2.条件反射的に謝る。
何か問題が起きたときに、原因を考えることなくまずは自分が謝る。徹底的に平和主義。
言いたいことがあってもぐっとこらえて尽くすことが仕事だと思っている。

3.見た目に気を遣えない。
だらしない、清潔感がない、髪がぼさぼさ、小太り、爪が伸びてる、いつも同じスーツ、サイズが合ってない、デスク周りが汚い、歯が汚い。とにかく全体的にダサい。

4.断れない。
仕事の依頼を断れない。「みんな頑張ってるから自分もやらないと」ってガチで思ってる。
「なぜ」がないからただただ頑張る。そして何とか終わらせる。質が伴ってなくて怒られてまた謝る。そういう状況でも一切言い訳をしない。

5.自分自身の能力向上に興味がない。
とにかく会社に尽くす。新しい仕事をしようとか、新しい技術を身に着けようとか、そういったことは微塵も考えていない。与えられた仕事を言われたとおりにこなす。基本的に自己肯定感は低い。

散々ディスるように書いたが、序文でも述べたとおり、この人がいないと業務が回らないってのは事実。それなのに、怒られて、使われて、くたくたのぼろ雑巾になる。

仕事ができる・できない、年齢が上か下か、役職が上か下か、そういうのに関係なく、プライドを持てるように勇気づけをしていくといいのかな?



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