これは、寒空ツーリングを乗り切る過程で身につけた思考法。
「脳がそう感じているだけだ。本当の私は寒くない。」
こう言い聞かせる。
もっと細かく言うと、
・この体は自分ではない、唯一の自分は思考する脳だけだ。
・外界に接している体という謎のハードウェアが、「寒い」という信号を送っているんだな。
・この信号を受け付けるか受け付けないかは、真の自分である脳が決める。
こういう感じで。
受け付けるか、受け付けないか、どっちなんだい。
「受け付けない!」
これは意外とバカにできないと思う。まぁこの論理でいけば痛みのような身体的苦痛も全部乗り切れることになってしまうけど、日常生活でそういったシーンがないから試せない。
バイク乗りは、この時期の寒さはわかると思うんだけど、平地はポカポカ温かいと思ったら、山や海はまだまだ風が冷たくて。特にグローブがやばい。厚手のグローブとか関係ないからな。
実際問題、マイナス30度くらいまでなら、しばらく生き延びれるって聞いたことがある。
寒いと感じるのは体温調節機能を働かせるための信号で、表面温度を上げようとエネルギーを多く消費してその分きっと体内の燃費は悪くなるけど、体が元気で食事をとれていれば、ツーリング中の2~3時間くらいはどうってことない。
今年は北海道行けるといいなー。