クラウドサービスとの付き合い方

システム障害でこのあと1時間システムが使えないとした場合に、怒り狂ってシステム屋さんにクレームをしなければいけない業務か、またはそれが自らの性分だとしたら、オンプレにして自分の見えるところに置いておいたほうがいい。利用者として向いてない。

あとから来た人のラーメンが自分より先に運ばれてきただけでクレームしてしまうようなら、行かないほうがいい。飲食店の利用者として向いてない。

今日初シフトの新人店員が電子マネーの決済操作がわからずまごまごする様子を、暖かく見守ることができないなら、コンビニへ行ってはいけない。利用者として向いてない。

時間指定の配達が遅れてきたときでも、配達員に「ありがとうございます」と言えないなら通販してはいけない。利用者として向いてない。

利用者側にも、向き不向きってもんが確実にある。

これらの失敗を自責として考えられないなら、サービスの利用者として適合していない。わかってない。否、頭では、こういった失敗があるということは、本当は重々わかっているはずだ。それがいざ「自分の番」で起きてしまうと、「そんなはずはない」と考えたくなるもの。

サービスを成り立たせるのは、むしろ使い手だ。
理知的な使い手が成功する確率にかけて使うんだ。誰にお願いされたわけでもなく、自分の意思で、成功にBETするんだ。便益にBETするんだ。ミスったらてめぇのせいやろ。

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