ジンギスカン

札幌成吉思汗「しろくま」 赤坂店
美味しかったので記録しておく。写真がないのが残念。再訪する理由にしておこう。

ラムとマトン
ジンギスカンはマトン と ラム に大別されるらしい。
ラムは仔羊肉、マトンは成羊肉。基準は、一般に生後1年未満か以上かで区分けされているようだが、厳密には、永久門歯が2本以上になると成羊肉とのこと。
2004年頃のジンギスカンブーム。このあたりを境に、たしかによく耳にするようになった。
しかし実は、ジンギスカン全体の消費量としては2000年以前(ピークは1995年前後)のほうが多く、かつそれまでは日本マーケットではマトンが主流だった。
ところが2002年のBSE問題に端を発し牛肉が売れなくなったことをきっかけとして食肉業界がラムを前面に押し出したジンギスカンキャンペーンを始めた。これがジンギスカンブームとなった。それまではマトン主流だったところが、ラム主流に変わったってことになる。
俺はマトンを塩で食べるのが美味しかったのだが、どうやら邪道らしい。

ジンギスカン鍋とたまねぎ
鍋の外周で焼くたまねぎがとびきり美味しかった。酔ってたし錯覚かなと思ってたが、これは盛り上がった中央部で羊肉を焼いて、羊肉から染み出した肉汁が溝に沿って下へと滴り落ちて野菜の味付けとなることを意図した設計らしい。たまねぎに限らず、きのこ類やニンニクの芽なんかも絶品だった。無限に食べられる。
牛肉を食べるときも、ジンギスカン鍋にしたほうが良いと思う。この鍋のネーミングが悪手になってると思う。この設計はもっと売れるべき。

羊なのに「しろくま」
ジンギスカンの有名店なのに、「しろくま」
この謎は解けなかった。

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