職位に「シニア」という表現が微妙

エンジニアとシニアエンジニア
チーフとシニアチーフ
マネージャーとシニアマネージャー

どれもよく聞く表現だけれども、シニアってのはどうしても俺の感覚だと「お年寄り」って感じがして気持ちが悪かった。一応ネットで「シニア 定義」で調べてみると使いどころによるみたいだが、たいていは「60歳以上」のようなので、俺の感覚は間違ってなさそう。

これだったら、主任と係長みたいに、役割が名前でわかるようにしたほうがいいと思うんだよな。主任は「主になって任務を受け持つ人」で、もっとかみ砕いていうと「仕事を一人前にできる人」だし、係長は係をまとめるトップだ。

チーフとシニアチーフの違いってなんなの。もちろん会社の人事部は明文化された定義をもってると思うんだけど、言葉のままとらえると、チーフが年功を積んだらシニアチーフになるように見える。組織と役職を階層構造で考えづらくなる。
しまいには、係の数よりシニアチーフの頭数が多かったりして、そういう状況にも疑問を持てなくなる。

組織の意思決定は基本的に上から下に流れないと機能しないのに、中盤でごにょごにょ滞留して下流に来た時には随分と濁って視界不良みたいな。

やっぱりシンプルな構造がいい。形と機能性って関係していると思うんだよ。
カタチがぐちゃぐちゃでも機能してればいいでしょって意見は少し甘い。無駄な所作はコストだし、ぐちゃぐちゃしてるとエラーからいち早く復帰することができない。

よくわからない肩書とか職位に翻弄される組織が多いこと。

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