資料がないというより、作るスキルがない

資料が無くて困ると言っては、資料ナシにその場は乗り切って、あるときまた資料がないと言う。困ったときに作らないから、一生このループ。

結局は、作るスキルがないと思う。

必要なときに、必要な資料をちゃちゃっと作るスキルが、絶望的にない。
その能力の低さを棚に上げて「資料がない」と言い続けるのは三流だ。
能力の無さを、何とか隠し続けるための最高の口実。
まずそう言っておけば、誰かのせいにできる。自分がバトンを受け取った時点で最下位だったテイで仕事を始める。これなら誰かに追い越される心配はないから全力疾走のフリが上手であれば、このレースは乗り切れる。
最後、「資料がなかったのですが、何とか完走しました」と言っておけば、称えられる。

ちょっと違うが「解決方法がわからない」とかも似てる。
これも、解決方法がわからないんじゃなくて、課題が何なのかわかってないことが多い。
課題が何なのかピンと来てないけど、とりあえず一周走って次の人にバトンを渡しました的な。

現状を良くしようと思ってる人なんて基本的にいない。
何かを解決しようと思ってる人もいない。
これは自分の問題だと思ってる人もいない。
自己の能力を開発しようと思ってる人もいない。

それでも何とか組織は回るし、何とか収益も上がる。だったらそれでもいいか。
いや、俺はそんなぬくぬく生きていくのは嫌だ。

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